新門司港を後にして、10分ほど北上します。
和布刈公園がある山並みを左手に見ながら太刀浦(たちのうら)トンネルを抜けると、埋め立て地が二ヶ所、関門海峡へ突き出ています。
そのうちの西側が、太刀浦第一コンテナターミナルです。
東側が、太刀浦第二コンテナターミナルです。
太刀浦第一コンテナターミナルと太刀浦第二コンテナターミナルと一般船用岩壁を合わせて、太刀浦埠頭と呼ばれています。
年間で約5000隻もの船舶が入港する、九州で有数な港湾です。
地図上で見ると、太刀浦第一コンテナターミナルの先端は、九州最北端に当たります。
九州最東端 鶴御崎(大分県 佐伯市)
九州最西端 神崎鼻(長崎県 佐世保市)
九州最南端 佐多岬(鹿児島県 南大隅町)
九州の他の三端は自然地形なのに対して、最北端だけが人工地形です。
しかも、私有地なので、出入りできません。
フェンスの外から、九州の最北端を見つめるばかりです。

〈 東京/有明港フェリーターミナル 〉門司紀行その1
〈 大宰府政庁の跡 〉築紫紀行その12
前回の問題 解答![]()
安土桃山時代、「三国」とは「日本・中国・インド」を指していました。
今日の問題
「和布刈」は、何と読むでしょう。








