室町時代は、戦国の世の動勢に目を奪われがちですが、経済成長の著しい時代でもありました。
農業面では、品種改良とともに水車を利用した灌漑などが進み、稲作の生産力が増大します。
二毛作や三毛作も、広がります。
織物や漆器など特産物の生産が盛んになり、特産物を売り歩く商人も活躍します。
経済の成長を背景にして、農村では土一揆が頻発します。
商人は、座を結成して、権益の独占を目指します。
貨幣が流通するようになり、酒屋や土倉などの金融業も生まれます。
貨幣経済が発展すると、生活が贅沢になります。
金に飽かせて、名物･唐物を買い集め、豪華な茶会が催されます。＜ つづく ＞
前回の問題 解答
第三首の｢獨居｣は、｢ひとりい｣です。
今日の問題
千宗易が晩年に名乗った名前は、何でしょう。
｢始功第十七：両腕を頭上に伸ばして、手指の開閉｣と、｢始功第十八：開脚長座で前屈｣の続きです。
始功の調べに合わせ、呼吸を重ねながら、体を動かします。
始功第十九は、｢立位･両脚屈折｣です。
頭･背筋･腰･太腿を、畳の面と垂直にします。
両足は、肩幅に開きます。
以後、踵は畳面から離し続けます。
息を吐きながら、膝を曲げていきます。
頭･背筋･腰は、畳面に垂直のままです。
ふくらはぎと太腿が接するまで、膝を曲げます。
息を吐きながら、ゆっくりと、ゆっくりと、行います。
ふくらはぎと太腿が接したら、両脚を畳の面と垂直に戻します。
短く息を吸いながら、迅速に行います。
合わせて六回です。 ＜ つづく ＞
＜ 健康気功教室 ＞
と き 毎週木曜日
10時30分～12時
ところ 開進学園 二階の広間
電 話 043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net
開進学園叢書･歌集『香る代に』（ 二瓶カヨ子 作 千葉日報社 )から、〈 ひとり 〉に因んだ短歌を三首紹介します。
かの日かの地に見はてぬ夢をのこし来て
今宵もひとり君をしぞ思ふ
夫婦にも孤独ありやと新しき
心のあり方考へつらむ
獨居の思いに沈む吾すらも
夜の静寂は心和らぐ
〈 心 〉
開進学園叢書･歌集『香る代に』から
〈 吾 〉
開進学園叢書･歌集『香る代に』から
前回の問題 解答
南瓜(なんきん)とも呼ばれ、運(うん)が良くなるとされる食材は、カボチャです。
今日の問題
第三首の｢獨居｣は、何と読むでしょう。
2025年12月22日00時03分、太陽が黄経270度の冬至点を通過しました。
2025年12月22日は、日付が変わって間もなく太陽が冬至点を通過するという、異例な冬至の日です。
夏至のころは14時間を越えていた日照時間が、9時間ほどになっています。
冬至を過ぎれば日照時間は日に日に増していくでしょうが、寒気はこれからが本番です。
いにしえの人々は、冬至の日に一陽来復を祈念するとともに、本番の冬到来に備えて、体調を整えようとしました。
その一つが、冬至カボチャです。
カボチャは、ビタミンやカリウムなど、栄養価が優れています。
アズキも、タンパク質やカリウムなど、栄養価が優れています。
両者を食材とした｢小豆かぼちゃ｣なら、冬に負けない体作りにもってこいです。
しかも、赤色と黄色は邪気をはらうとされてきたので、赤いアズキと黄色いカボチャの組み合わせは、最強です。
前回の問題 解答
大伴旅人作の歌の○○○に入る漢字は、香久山です。
忘れ草 わが紐に付く ○○○の 故りにし里を 忘れむがため
今日の問題
南瓜(なんきん)とも呼ばれ、運(うん)が良くなるとされる食材は何でしょう。
北麓を回って畝傍山を登下山した後は、南麓を回って畝傍御陵前駅へ戻ります。
畝傍御陵前駅を潜る地下道を経て、今度は駅を背にして東進します。
刈り入れが済ん水田の間を進むと、本薬師寺の跡です。
持統天皇の病気回復を願って、藤原京の南西に建立されたのが、薬師寺です。
藤原京から遷都した平城京にも薬師寺が建立されると、元々の薬師寺は｢本薬師寺｣と呼ばれるようになります。
水田の間をさらに進み、飛鳥川を渡ると、山容が迫ってきます。
南麓に建つ天岩戸神社の脇道から登り始めます。
程なくして、香久山の山頂です。
標高は、152.4mです。
頂上は木々に覆われて、眺望はあまり効きません。
それでも、真西のわずかな空隙に畝傍山の全容を捉えることができました。
前回の問題 解答
奢侈化が進む一方の茶の道に対して、質素を旨とする茶の道は、わび茶と呼ばれます。
今日の問題
大伴旅人作の歌の○○○に入る漢字は、何でしょう。
忘れ草 わが紐に付く ○○○の 故りにし里を 忘れむがため
将軍･足利義昭が京都から追放されると、年号は元亀から天正に換えられました。
信長の意向が働いたからです。
天正九年(本能寺の変が起きる前年)には、京都で馬揃えが行われました。
前田利家や明智光秀などの武将達が勢揃いした、盛大な軍事パレードです。
天正十年六月一日(本能寺の変が起きる前日)には、京都の本能寺で大茶会が催されました。
もちろん三十六種の茶の湯道具(名物･唐物)が並びたてられた中でです。
信長は、武力と名物の双方で、天下を圧倒する実力を顕示しました。
足利将軍家が不在となった京都において、天皇や公家達に、自身の強大さを見せつけました。 ＜ つづく ＞
前回の問題 解答
今年のノーベル賞授賞式は、最初のノーベル賞授賞式から124年目になります。
今日の問題
奢侈化が進む一方の茶の道に対して、質素を旨とする茶の道は、何と呼ばれるでしょう。
毎年12月10日に、ノーベル賞の授賞式式が執り行われます。
ノーベルは、自身の発明したダイナマイトが平和に反した利用もされていることに心を痛め、｢人類に最大の貢献をした人物｣へ授けるノーベル賞を創設しました。
今回の表現学習は、科学の分野で関心のあるテーマを選んで、考えをまとめてもらいました。
Aさんは、科学や技術と生活の関係を、採り上げています。
科学や技術の進歩が、人類に不幸を招いては大変です。
原子爆弾の開発のように。
Bさんは、AIと仕事の関係を、採り上げています。
AIに向いている仕事もあれば、向いていない仕事もあります。
AIに、仕事や居場所を取られてしまうかもしれません。
〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考にして 〉
表現学習の作品から
〈 ｢いただきます｣と｢ごちそうさま｣ 〉
表現学習の作品から
〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考に 〉
表現学習の作品から
前回の問題 解答
大水上山の山頂は、魚沼市(新潟県)とみなかみ町(群馬県)の境にあります。
今日の問題
今年のノーベル賞授賞式は、最初のノーベル賞授賞式から何年目に当たるでしょう。