雛飾りと五人囃子 その一

 ♬ あかりをつけましょ ぼんぼりに
    おはなをあげましょ もものはな ♬

 『うれしいひなまつり 作詞・サトウハチロー(山野三郎) 作曲・河村光陽(河村直則)』の冒頭部です。

 次に、歌詞の一番から四番まで、それぞれに登場する人形を挙げます。
  一番 五人囃子
  二番 お内裏様
     お雛様
     官女
  三番 右大臣
  四番 登場せず

 この歌詞は、「男雛」とすべきを「お内裏様」にしているとか、「女雛」とすべきを「お雛様」にしているなどの、批判もあります。
 亡くなられたお姉様を偲んで作られたなどの、エピソードも語られています。

 さらに、雛飾りを採り上げた歌詞としては、特異な構成になっています。
  ① 主人公である「男雛(お内裏様)」と「女雛(お雛様)」が、一番の歌詞でなく二番の歌詞に入っている。
  ② 「官女」が、「女雛(お雛様)」と同列で、二番の歌詞に入っている。
  ③ 「五人囃子」が、一番の歌詞に入っている。  < つづく >

七段飾り 京都風
 京都風の雛飾り 「五楽人」入り

七段飾り 江戸風
 江戸風の雛飾り 「五人囃子」入り
  写真の出典 『雛まつり』 福田東久 著 近代映画社

 

   
 手作りのお雛様

 

     前回の問題 解答
 体高60cmのイノシシの場合、助走なしで、約120cmの柵を越えられます。
       
 

 
     今日の問題  
 『うれしいひなまつり』に出てくる植物名は、何でしょう。
         

 

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