〈 白砂青松 〉落ち葉の季節 その3

 砂浜に、松林が続いています。
 碧い海、青い空、白い砂、緑の松。
 
 白砂青松は、日本を代表する風景です。
 ただし、日本列島に人々が住みだしたころ
からではありません。

 『万葉集』に松は登場しますが、それ以前
の日本に、松は非常に少なかったか無かった
かのどちらかです。
 松が日本の代表的な樹種の一つに数えられ
るのは、ここ千数百年のことです。

 松は、砂浜に育つことから分かるように、
乾燥した土壌でも育ちます。
 万葉の時代より前の日本は、温暖湿潤で、
湿り気を嫌う松には、住み辛かったようです。 
               <つづく>

 〈 砂浜と干潟 〉 落ち葉の季節 その2

 〈 土の無い地球 〉落ち葉の季節 その1

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 ススキは「薄」や「芒」、ホトトギスは「杜鵑
草」です。

  
      今日の問題 
 『小倉百人一首 第十六首』の「まつ」は、
何と何を掛けているでしょう。
  たち別れいなばの山の峰に生ふる
   「まつ」とし聞かば今帰り来む
   

 
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