1930年に魚津港建設のため砂浜を1mほど掘り下げると、200株を超える樹根が出現しました。
樹根の大半は、スギでした。
幹回りの直径が約2m、樹齢が約500年と推定される、巨木もありました。
2000年ほど前の魚津海岸一帯は、鬱蒼としたスギの原生林だったのでしょう。
魚津埋没林博物館には、乾燥展示館と水中展示館があります。
乾燥展示館では、長さ約10mの幹や、直径約5.3mの樹根などを見ることができます。
水中展示館では、発掘した当時の状況を見ることができます。
それにしても、なぜ多数のスギが根を張った状態で海水面より下から見つかったかについては、不明なままです。
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前回の問題 解答
東北地方太平洋沖巨大地震が起こした巨大津波は、石巻(宮城県)へ最大8.6m以上で押し寄せました。
今日の問題
魚津埋没林のほとんどが根の部分であるにもかかわらず、写真にある幹はなぜ残れたのでしょう。
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