大河津分水を渡り、日本海沿いの国道402号線を南下します。
50分ほどで、日本海へなだらかに突き出た出雲崎に至ります。
そこから丘を上って行くと、頂上が良寛と夕日の丘公園です。
良寛は、遠く円通寺(岡山県倉敷市)で11年間修業した後、故郷の出雲崎へ戻ってきました。
それからは、諸国を行脚しながら、こども達と過ごす毎日を送ったようです。
いつでも取り出せるように、手毬を胸の中に入れていたとも言われています。
かくれんぼをしていて、翌朝まで隠れ続けたとの、逸話も残っています。
公園には、こども達と楽しそうに語り合う良寛の銅像が立っています。
銅像の傍らの石碑には、良寛の短歌が刻まれています。
世の中にまじらぬとにはあらねども
一人あそびぞわれはまされる
厳しい修行を経ても地位を求めず、一介の僧として、ひそやかにつつましく過ごした生き様を、象徴しています。
〈 県境を跨ぐ集落 隣家は他県 〉本州の海岸線一周 その46
〈 古代・鼠ヶ関と近世・念珠関 〉本州の海岸線一周 その45
〈 三崎海岸 秋田県と山形県の県境 〉本州の海岸線一周 その44
〈 日本で最も低い山 大潟富士 〉本州の海岸線一周 その42
前回の問題 解答
日本と行き来する韓国からの行商人は、「ぽったりさん」と呼ばれています。
今日の問題
良寛の次の短歌の〇〇に入る語句は、何でしょう。
この里に手まりつきつつ子どもらと
〇〇春日は暮れずともよし
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ