〈 信濃川河口 〉本州の海岸線一周 その49

 阿賀野川河口から西へ約5km進むと、信濃川河口です。
 阿賀野川河口は、土手が続き、のどかな佇まいでした。
 一方の信濃川河口は、コンクリート造りで、廃棄物の集積場などになっていました。

 信濃川の長さ約367kmは、日本一です。
 信濃川の年間流出量約162億㎥も、日本一です。
 信濃川の流域面積約11900㎢は、利根川・石狩川に次いで全国第三位です。

 巨大河川・信濃川は、河口へ大量の土砂を運び込むとともに、河口の河岸を激しく浸食します。
 信濃川河口東岸に当たる旧沼垂町は、江戸時代初期の約50年間に四回も移転を強いられました。

 江戸時代末期に新潟港は、日米修好通商条約により開港することになります。
 しかし、信濃川河口内に設けられた新潟港は、浚渫工事に難儀し、実際の開港が函館港・横浜港・長崎港より10年も遅れました。

 
新潟県 信濃川 河口

新潟県 信濃川 新潟市街

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〈 八郎潟干拓地の防風林 〉本州の海岸線一周 その40

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      前回の問題 解答
  トーマス・エジソンの次の言葉の〇〇に入る語句は、「人生」です。
    〇〇そのものが、学習の場なのだ。
  
 

 
      今日の問題  
 日米修好通商条約による開港が遅れた新潟港に代わり、補助港となったのは何港でしょう。
       

 

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