初夏のような陽気に誘われて、竹林ではタケノコがニョキニョキ生え続けています。
竹林の内部に止まってくれればいいのですが、タケは生育範囲を広げようと、畑の下に地下茎をドンドン張り巡らしてきます。
マンノウで畑をうなう度に、グサッグサッとタケの地下茎に当たります。
タケノコの段階で掘る機を逃すと、アッという間に数mの高さに急成長してしまいます。
そうなれば、タケを切り倒さなければなりません。
その際、地面の高さで切り倒すのではなく、地上から1mほどの高さで切り倒す方が良いそうです。
地上に残されたタケの幹から地下に張り巡られた地下茎もろとも腐るからです。
日曜園芸で畑をうなっていると、去年地上から1mほどの高さで切り倒したタケの幹の一本と目が合いました。
あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。
それを見れば、一寸ばかりなる蛙、いとうつくしうていたり。
竹筒のアマガエルは、横を向いたり、下を向いたり、姿勢は変えるものの、竹筒から飛び出そうとはしません。
一畝うなって竹筒を見つめると、相変わらずジッとしています。
一時間ほど過ぎても、相変わらずジッとしています。
二時間ほど過ぎて竹筒に近づくと、頭内部にいたアマガエルが姿を消しました。
傍に寄って竹筒の中を覗き込むと、底内部にはアマガエルが三匹、こちらをカッと睨み付けていました。
前回の問題 解答
写真にある魚津埋没林の幹は、倒れた後に埋没したと考えられます。
今日の問題
カエルの仲間の中で、周りの環境に応じて最も著しい体色変化をするのは、何カエルでしょう。
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