『四万十の流れ』 4月の開進学園だより

 四国山地の一角にあるかわうそ自然公園に併設され
た宿で、一泊しました。
 1979年、特別天然記念物に指定されていたニホンカ
ワウソが、生きた姿で最後に発見された地点です。

 翌朝、不入山(いらずやま)を登り、四万十川の源流
点に達します。
 岩も木々も苔むして緑色一色に包まれる中、源流と
される数筋の細い滝は、白く透き通っていました。

 源流点では清流だった四万十の流れが、装いを激変
させます。
 家地川ダム(佐賀取水堰)で取水された四万十の流れ
が、分水嶺の地下を突き抜ける導水管を通って、別水
系へ流されます。
 その結果、家地川ダムより下流の四万十川では、川
が「陸地化」「砂漠化」しているのです。
 地元自治体の議会決議を尊重して、家地川ダムを早
期に撤去してほしいものです。

 水量豊かに透き通る流れとなった四万十川で、「清
流の象徴」と言われるニホンカワウソの、一刻も早い
再来が待たれます。

『三日狐狼狸と19世紀』   3月の開進学園だより

『太陽:地球=11:327272』 2月の開進学園だより

『正月一日と1月1日』     1月の開進学園だより

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       前回の問題 解答
 マオリ語で「タカポ」の「ポ」は、「夜」の意味です。
  

 
        今日の問題 
 地域住民の足として建設され、欄干が無いなど増水
時に流出されないように考えられた橋を、何と呼ぶで
しょう。
         

 
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