昆虫は、4億数千万年前ごろに登場し、古生代末期
に起きた生物大絶滅を耐え抜き、恐竜の誕生から死滅
までを見届け、現在に至っています。
現時点で判明している生物種の約60%は昆虫が占め
ており、未知の昆虫も莫大な数が存在すると考えられ
ています。
昆虫がかくも長期かつ多種に渡って繁栄している背
景には、三点の要因が挙げられます。
一つは、小さな体です。
もう一つは、飛べる翅です。
さらにもう一つは、変態する仕組みです。
完全変態する昆虫は、卵期→幼虫期→蛹期→成虫期
と、成長していきます。
卵期はともかく、幼虫期と蛹期と成虫期とでは、姿
・形も、食の形態も、行動様式もまったく異なります。
この違いが、さまざまな環境の変化に対応できる利
点となります。
生物の多様性を、種としても、個体ごとの一生とし
ても、如実に発揮しているのは、昆虫の変態ではない
でしょうか。
『昆虫の親子』 5月の開進学園だより
『四万十の流れ』 4月の開進学園だより
『三日狐狼狸と19世紀』 3月の開進学園だより
『太陽:地球=11:327272』 2月の開進学園だより
『正月一日と1月1日』 1月の開進学園だより
前回の問題 解答
牛肉の輸出量(2020年)は、第一位がブラジル、第三
位がカウボーイの国です。
第二位は、インドです。
今日の問題
卵期→幼虫期→蛹期→成虫期と完全変態をするの
は、全昆虫の何%でしょう。
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