『本州最北端 大間崎』 6月の開進学園だより

 本州北端に位置する下北半島には、冷夏がたびたび訪れ、冷害・飢饉をもたらしました。
 江戸時代中期の1783年には、八戸藩領内で人口の半数が餓死しています。

 それほど過酷な自然環境の下へ、薩長新政権に対して公然と異を唱えた旧会津松平藩が、斗南藩として「廃藩置藩」されて来ます。
 それから二年後、移住してきた17000余名は、10000余名へ急減しました。

 現代に到り、下北半島は他地域で敬遠される原子力関連施設が目白押しです。
  核燃料再処理工場
  ウラン濃縮工場
   ・・・
 原子力発電所も、三ヶ所建設中です。

 その中の一つが、本州最北端の大間崎に建設される、大間原子力発電所です。
 原子力発電所の危険性は、下北半島・青森県内は言うに及ばず、津軽海峡を挟んだ北海道へも及ぼうとしています。
 

page001

『週の始まり』      5月の開進学園だより

『関東大震災と千葉県』  4月の開進学園だより

『雨は空から宇宙から』 3月の開進学園だより

『一番低い山々』    2月の開進学園だより

『ノウサギAとクサガメB』1月の開進学園だより

『 地球一周と1日 』    12月の開進学園だより

『 熱よ 光よ 「水平社宣言」100周年 』
            11月の開進学園だより


『 本州最東端 トドヶ崎 』 10月の開進学園だより
 
 
 
 
 
 
      前回の問題 解答
 「賽ノ河原」の「賽」とは、小石を積んで仏に捧げます。
 

      今日の問題 
 大間は今でこそ「大間のマグロ」で名高い産地ですが、江戸時代中期頃までは漁業の後進地でした。
 そこで、どの地域の漁師を招いて、一から漁法を伝授してもらったのでしょう。
    

 
  夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です