江戸時代に「穢多(えた)・非人(ひにん)」として最下層に置かれた人々は、東京(明治)時代に入り建前上は農民や町人とともに平民として同等に扱われるはずでした。
しかし、農民や町人は、「穢多・非人」とされてきた人々を同列にすることを拒み、「新平民」などの蔑称を用い、差別を強めます。
被差別部落に住む人々は、劣悪な環境の中で差別に耐えながら生活を送るか、身元が発覚するのを怯えながら被差別部落との関係を絶って生活を送らざるをえませんでした。
行政の力を借りて被差別部落の環境がいくらかは改善しても、差別構造は弱まりません。
被差別部落民自身による、自らの存在を賭けた闘いが求められます。
1992年、「全國に散在する吾が特殊部落民よ團決せよ。」から始まり、「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」で結ぶ、『全国水平社設立宣言』が高らかに発せられます。
今年は、日本初の人権宣言と言われる『水平社宣言』の100周年に当たります。
『帯刀禁止令』 6月の開進学園だより
『歳歳年年 一年の日数』 5月の開進学園だより
『利休の時代』 4月の開進学園だより
前回の問題 解答
西浦の歩崎は、茨城県が指定した第1号の名勝です。
今日の問題
島崎藤村による、被差別部落出身であることを隠し続けるべきか公表すべきかで悩む丑松を主人公とする小説は、何でしょう。
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