サクラの語源には、「サク・ラ」説など、
いろいろあります。
その中の一つが、「サ・クラ」説です。
サとは、山の神である「サ神」のサです。
クラとは、神様がおられる座です。
すなわち、サ神様が山から里へ下りて
留まる木(座)が、サクラです。
サ神様が山から里へ下りてくる月は、
サ・ツキ(皐月・五月)です。
サ・オトメ(早乙女)が、サ・ナエ(早苗)
を植える月でもあります。
田植えが無事に済むよう、サ神様にサ・
サゲル(捧げる)のが、サ・ケ(酒)です。
サ神様がおられるサ・クラの木の下で、
サ・サゲ(捧げ)たサ・ケ(酒)を、サ・カナ
(肴)とともに頂くのが、花見です。
<つづく>
人里のサクラ 山里のサクラ その二
人里のサクラ 山里のサクラ その一
前回の問題 解答
在原業平の次の歌の「 」に入る語句
は、桜です。
世の中にたえて「 」のなかりせば
春の心はのどけからまし
今日の問題
紀友則の次の歌の「 」に入る語句は、
何でしょう。
春霞たなびく山の「 」
見れどもあかぬ君にもあるかな
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