「1日」とは、地球が一回の自転にかかる時間です。
その「1日」は、毎日同じでしょうか。
地球は、毎日同じ時間をかけて自転してはいません。
自転の時間は、日々違っています。
9月17日ごろに、「23時間59分39秒」と、最も短くなります。
12月22日ごろに、「24時間00分30秒」と、最も長くなります。
両日の差は、51秒、約1分もあります。
このような差が生じる理由は、二点あります。
第一に、地球の赤道と黄道(地球から見て、太陽が通るように考えられる道)が、約23.4度傾いているからです。
黄道上の太陽が赤道に接近する春分や秋分のころは、地球が一回の自転にかかる時間が短くなります。
黄道上の太陽が赤道から遠ざかる夏至や冬至のころは、地球が一回の自転にかかる時間が長くなります。
< つづく >
前回の問題 解答
「天気予報で雨が降った」とは、コップ内に1時間で1mm以上雨水が溜まることです。
今日の問題
晩秋は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
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