空気の膨張と収縮の規模が大きくなると、大気圧に差ができます。
そして、高気圧のところからは風が吹き出し、低気圧のところへは風が吹き込みます。
日本付近では、夏になると、太平洋側に高気圧ができ、南東の風が卓越します。
冬になると、シベリア側に高気圧ができ、北西の風が卓越します。
これが、「季節風」です。
春や秋には、移動性の高気圧や低気圧ができ、風向きも天気も変わりやすくなります。
オホーツク海側の高気圧が強力になると、北海道や東北地方へ北東の冷たい風が吹き込み、冷夏をもたらします。
この風は、「やませ」と呼ばれます。 < つづく >
前回の問題 解答
世界で最初の天気図が描かれたのは、今から約200年前の1820年です。
今日の問題
晩秋から初冬にかけて吹く、北よりの強い風を、何と呼ぶでしょう。
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ