鬼無里を後にし、裾花川沿いに北上します。
裾花川は、新潟県との県境に位置する高妻山を源とし、犀川を経由して千曲川に合流する、約50kmの河川です。
途中の裾花渓谷では、波の作用で平坦になった地形を示す、千畳敷岩もあります。
300万年前ごろまでは、海の底だった証拠です。
裾花渓谷を抜けると、奥裾花自然園です。
有史以来手付かずのブナの原生林を始めとする、深い森林が続いています。
制定樹齢400年のトチノキ・制定樹齢350年のミズナラ・・・と、巨木群もあります。
このような自然景観は、「水源の森百選」にも選ばれています。
出かけた日は、午前中は何とか曇り空を維持していたものの、午後からは雨足が強くなる一方でした。
とは言え、雨降る中での紅葉狩りも、それはそれで趣があるものです。
「山色空濛として雨も亦奇なり」でした。
前回の問題 解答
晩秋は、太陰太陽暦で九月に当たります。
今日の問題
「山色空濛として雨も亦奇なり」は、漢詩『湖上に飲す』からの一行ですが、作者は誰でしょう。
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ