〈 奥裾花自然園 〉信州紀行 その三

 鬼無里を後にし、裾花川沿いに北上します。
 裾花川は、新潟県との県境に位置する高妻山を源とし、犀川を経由して千曲川に合流する、約50kmの河川です。

 途中の裾花渓谷では、波の作用で平坦になった地形を示す、千畳敷岩もあります。
 300万年前ごろまでは、海の底だった証拠です。

 裾花渓谷を抜けると、奥裾花自然園です。
 有史以来手付かずのブナの原生林を始めとする、深い森林が続いています。
 制定樹齢400年のトチノキ・制定樹齢350年のミズナラ・・・と、巨木群もあります。
 このような自然景観は、「水源の森百選」にも選ばれています。

 出かけた日は、午前中は何とか曇り空を維持していたものの、午後からは雨足が強くなる一方でした。
 とは言え、雨降る中での紅葉狩りも、それはそれで趣があるものです。
 「山色空濛として雨も亦奇なり」でした。

奥裾花 落ち葉

奥裾花 林

〈 鬼無里の祭り屋台 〉信州紀行 その二

〈 信濃善光寺 〉信州紀行 その一

〈 伊勢神宮の式年遷宮 〉伊勢志摩紀行 その八

〈 五十鈴川の木除け杭 〉伊勢志摩紀行 その七

〈 おかげ横丁 〉伊勢志摩紀行 その六

 

 

      前回の問題 解答
 晩秋は、太陰太陽暦で九月に当たります。
 

      今日の問題  
 「山色空濛として雨も亦奇なり」は、漢詩『湖上に飲す』からの一行ですが、作者は誰でしょう。
        

 
 
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