色なき風 その六

 はるか昔の地球表面は、巌とも表現される、硬い岩盤で覆われていました。
 それが岩となり、何段階も経て砂になるまでの過程は、「風化」と呼ばれます。

 また、温室など無風に近い空間で植物を生育すると、生長が鈍くなる場合があります。
 「風」がまったく無いと、葉の表面に空気の膜ができて、二酸化炭素の吸収がしにくくなり、光合成が進まなくなります。

 こうして、大地の形状も、野山の草木も、「風」がつくり出したので、「風景」と言うようになったのかもしれません。 < つづく >
カーテン 風 

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一

 
 

      前回の問題 解答
 魚は、一般的には「◯◯匹」と数えます。
 トビウオは、特別に「◯◯羽」と数えます。
 

      今日の問題  
 カリ(雁)が渡る9月から10月にかけて吹く北風を、何と呼ぶでしょう。
       

 
 
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