梅雨入りと栗花落

 沖縄・奄美地方(5月18日)から始まり、関東地方(6月8日)を経て、東北地方(6月11日)までで、北海道を除く日本各地が梅雨入りしました。
 梅雨の時期に合わせて咲く花は、アジサイなどと並んでクリです。

 クリの花は、木全体を黄土色に染め上げています。
 穂を、四方八方へ突き出しています。

 この穂のような枝から突き出た部分は、雄花です。
 クリの木は、枝葉を除けば、雄花に覆われていると言っても、過言ではありません。

クリの花 枝全体

 フサフサした雄花群を掻き分けて枝の根元を見ると、可愛らしい花弁が佇んでいます。
 クリの雌花です。

 大量の雄花が散った後、雌花はドンドン成長します。
 そして、トゲトゲした毬の内部に実を付けます。

 クリは、梅雨入りとともに開花し、梅雨とともに落花します。
 こうした特性から、クリは、栗花落(つゆり・つゆ・ついり)とも呼ばれています。

クリの花 雌花

〈 鶴岡八幡宮 源氏池 〉鎌倉紀行 その四

タケノコの再生
 
 
 
 
 
 
      前回の問題 解答
 ヨーロッパで「天国の種子」と呼ばれ、「30g=羊一頭」の価値があった香辛料は、コショウです。
 

      今日の問題 
 松尾芭蕉の次の俳句の「 」に入る語句は、何でしょう。
   世の人の 見付けぬ花や 軒の「 」
 

 
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