寒暖の差が激しい初春も一区切り、ようやく春らしい陽光が戻ってきました。
佐倉の里山で、様々な春を堪能できました。
林の中では、カタクリが一輪、最後の力を振り絞っています。
他の植物に先駆けての開花から、ずいぶん時を経ているにも関わらず。
カタクリから少し離れて、ウラシマソウが咲いていました。
花の先から垂れる糸状が、浦島太郎の釣り糸かと思われたようです。
山菜の代表格であるゼンマイも、たくさん育っていました。
食用であるとともに、糸にして衣服に用いた時代もありました。
林を抜けると、タンポポの先にタケノコが頭をもたげていました。
季節は清明を過ぎ、初夏へと進みつつあるようです。
前回の問題 解答
1883年に親不知海岸に道路が開通した際、岩肌に刻まれた「如砥如矢」は、「砥石のように平らで、矢のようにまっすぐ」という意味です。
今日の問題
花が咲かないにもかかわらず、「夢想」「秘めたる若さ」「円熟した優美」などの花言葉を持つ植物は、何でしょう。
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