福島県会津地方の柳津町に、圓蔵寺があり
ます。
圓蔵寺には、京都の清水寺の舞台に匹敵す
る大舞台があり、虚空蔵尊が祀られています。
その大舞台を建立する際、太くて長い木材
を運搬するために、牛が活躍しました。
動員された多数の牛達は、連日激務が続い
たため、疲れ果ててしまいます。
その時、どこからともなく、赤い牛が一頭
現れます。
赤牛が運搬作業に加わったおかげで、工事
は順調に進みます。
やがて工事が無事に終えると、赤牛はどこ
へともなく姿を隠して行きました。
伝説として語りつながれているこの赤牛は、
牛を方言で「ベコ」と呼ぶのに因み、「赤ベコ」
として、千年余りも尊敬されながら親しまれ
ています。 <つづく>
〈 月への捧げ物 〉
世界を牛耳るウシ その3
〈 神様の乗り物 〉
世界を牛耳るウシ その2
〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
世界を牛耳るウシ その1
前回の問題 解答
世界で最も古い古代湖と言われているのは、
バイカル湖です。
今日の問題
会津地方で作られている、赤い色をした、
張子の首振り牛人形を、何と呼ぶでしょう。
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ