〈 赤ベコ 〉世界を牛耳るウシ その4

 福島県会津地方の柳津町に、圓蔵寺があり
ます。
 圓蔵寺には、京都の清水寺の舞台に匹敵す
る大舞台があり、虚空蔵尊が祀られています。
 その大舞台を建立する際、太くて長い木材
を運搬するために、牛が活躍しました。

 動員された多数の牛達は、連日激務が続い
たため、疲れ果ててしまいます。
 その時、どこからともなく、赤い牛が一頭
現れます。
 赤牛が運搬作業に加わったおかげで、工事
は順調に進みます。

 やがて工事が無事に終えると、赤牛はどこ
へともなく姿を隠して行きました。

 伝説として語りつながれているこの赤牛は、
牛を方言で「ベコ」と呼ぶのに因み、「赤ベコ」
として、千年余りも尊敬されながら親しまれ
ています。          <つづく> 

 〈 月への捧げ物 〉
    世界を牛耳るウシ その3


 〈 神様の乗り物 〉
    世界を牛耳るウシ その2


 〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
    世界を牛耳るウシ その1


牛 一頭
 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

     前回の問題 解答
 世界で最も古い古代湖と言われているのは、
バイカル湖です。
  

  
      今日の問題 
 会津地方で作られている、赤い色をした、
張子の首振り牛人形を、何と呼ぶでしょう。
      

 
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