人日 七草粥

 一年には、五つの節句があります。

  人日 睦月七日
  上巳 弥生三日
  端午 皐月五日
  七夕 文月七日
  重陽 長月九日

 人日だけ「月の数字」と「日の数字」
が重ならなず「一日」にならないのは、
旧年に採れた野菜ではなく、新年に採
れた若菜を食べるためです。
 「七日」と「七草」を掛ける意味も
あります。

  セリ
  ナズナ
  ゴギョウ
  ハコベ
  ホトケノザ
  スズナ(カブ)
  スズシロ(ダイコン)

 これら七草には、栄養がたくさん含ま
れており、新鮮な野菜に事欠いていた時
代にあって、七草粥は冬を元気に過ごす
ために大事な役割を果たしていました。

nanakusa-gayu-2017

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 
 

      前回の問題 解答
 『遠野物語』に出てくる「サンズ縄」
とは、マダの皮で作った三十三尺の縄で、
魔除けに用います。
 

 

 

        今日の問題 
 次の短歌を詠んだのは誰でしょう。
  あら玉の年のはじめの七草を
   籠に植えて来し病めるわがため

 

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