「日本海を見下ろす棚田」  山口紀行 その11

 千畳敷から西へ山道を進むと、同じ向
津具半島の北側に、東後畑棚田がありま
す。
 標高約200mから海岸近くまで、210枚
もの水田が階段状に続いています。
 一枚一枚は狭くとも、合計すれば約7ha
もの大水田になります。

 これらの水田耕作を可能にしているの
は、背後に控える山林地から流水です。
 ただし、傾斜が急なため、流水は棚田
を潤す前に、一気に流れ下ってしまいま
す。
 そこで、山林地からの流水を溜めるた
めに、たくさんの溜池が造られています。
 江戸時代には、その数が59ヶ所に達し
たそうです。

 雨乞山から日本海に至るまで、延々と
続く東後畑棚田は、「日本の棚田百選」の
一つに数えられています。

東後畑棚田 風景
 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 「秋雨にそぼちて」の「そぼつ」は、「濡
つ」です。

  

      今日の問題 
 千畳敷や東後畑棚田は、何市に属して
いるでしょう。
  A 出雲市
  B 石見市
  C 周防市
  D 長門市
  E 伯耆市
 

 
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