広義の「霞ヶ浦」は、「西浦(狭義の霞ヶ浦)」・「常陸利根川(西浦から流出して東進)」・「北浦」・「鰐川(北浦から流出して南進)」・「外浪逆浦(常陸利根川と鰐川が流入)」からなります。
そのうち西浦は、北西方向と西方向と南東方向の三方向に入り込んでいます。
北西方向に入り込む水域は「高浜入り」、西方向に入り込む水域は「土浦入り」と、呼ばれます。
「高浜入り」と「土浦入り」が分岐する地点に位置するのが、歩崎(あゆみざき)です。
歩崎の展望台からは、湖と思えないほどの広大な景色が見渡せます。
歩崎展望台の麓には、『帆引き船発祥の地』と彫り込まれた石碑と、帆引き船の石像が、立っています。
明治時代に入って、自由に漁業が行えるようになるとともに、漁法の改良が進みます。
その一環として、高瀬舟の帆から発想した、帆引き船が考案されます。
帆引き船は、瞬く間に霞ヶ浦一帯で大活躍し出します。
しかし、発動機船が普及し出すや、帆引き船は表舞台から姿を消していきます。
前回の問題 解答
⓹ ( 4 × 4 ∔ 4 ) ÷ 4 = 5
➅ 4 ∔ ( 4 ∔ 4 ) ÷ 4 = 6
今日の問題
西浦の歩崎は、茨城県が指定した第何号の名勝でしょう。
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