クスコは、インカ時代の都。
アンデス山脈の中央部に位置しています。
標高は、3399m。
日本第二位の高峰・北岳の山頂より
200mも高い、高山都市です。
中央市場の中に入ると、果物の豊富さに
驚かされます。
アルゼンチンやチリの平原地帯より、量も
種類も、圧倒しています。
果物と野菜で、全体の1/4。
肉類で、全体の1/4。
雑貨類で、全体の1/4。
飲食関係で、全体の1/4。
クスコならではのパンも売っています。
中でも食欲をそそられたのが、屋台です。
調理台に向かって二列並ぶ長いすに座り、
皆もくもくと夢中で食べています。
その香りといったら。、
Sopa Presa
骨付き肉を載せた、野菜たっぷりの
ヌードルです。
世の中広しと言えど、これほど安価で
おいしい麺料理は他に無いのでは。
料金は、5ソーレス。
約140円。
おなかも、懐も、大満足です。
前回の問題 解答
「千葉県」です。
今日の問題
クスコの中央市場ではなんでも売られている
ことを、どのように形容されているでしょう。
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月別アーカイブ: 2015年11月
鴨肉には、鉄やビタミンA,B1,B2などが
含まれています。
胃腸の働きを高めるとともに、貧血を
予防し、疲労を回復してくれます。
ネギには、カルシウムや硫化アリル、
カロテンなどが、含まれています。
風邪の症状を解消させ、冷え性や消化
不良を改善してくれます。
鴨肉とネギさえそろえば、あとは昆布
のだし汁で、おいしい鍋料理ができあが
り。
鴨肉の旬は、11月から2月。
ネギの旬は、11月から2月。
鴨肉とネギは、味だけでなく、旬もぴっ
たり。
「鴨がネギをしょって来る」のことわざ
ができたのも頷けます。
鴨鳥の遊ぶこの池に木の葉落ちて
浮きたる心我が思はなくに
『万葉集 第711首』
木の葉散るこのごろに食べる鴨鍋は、格
別です。
前回の問題 解答
「374.1°C以上、217.7気圧以上」です。
今日の問題
ネギの生産量が第一位は、何県でしょ
う。
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酸素が溶けにくい水 溶けやすい水
水に対する溶解度です。
窒素 : 酸素 = 1 : 2
二酸化炭素 : 酸素 = 55 : 1
酸素は、窒素より溶けやすいとはいえ、
二酸化炭素に比べれば溶けにくくなって
います。
これで水生動物は大丈夫かしらと、心
配になってきます。
水生動物の大半は、鰓呼吸です。
鰓は、水中にわずかしか含まれない酸
素を、効率的に吸収できます。
古代に遡れば、水中に含まれる酸素は、
今よりずっと少量でした。
さらに遡れば、17億年間にわたり地球
上に気体としての酸素は存在しませんで
した。
現代の生産工程では、酸素などを含ま
ない純水が不可欠です。
電子機器の製造や医療関係などでは、
それ以上の超純水が使われます。
それとは逆に、油も酸素も自由に溶か
せる超臨界水があります。
ダイオキシンの分解などに、活躍が期
待されています。
詳しくは、『 学園だより 酸素が溶け
にくい水 溶けやすい水 』を、お読み下
さい。
前回の問題 解答
「麻の種まきは、嫁にまかすな」です。
今日の問題
超臨界水になる条件(温度と気圧)は
何でしょう。
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青森の冬と麻布
青森は、大飢饉に何度も見舞われるほど、
気候は過酷でした。
江戸時代に入って、他の地方で木綿が採れる
ようになっても、青森では採れません。
縄文時代から続く麻布に、頼るしかありません。
青森の冬と麻布を中心に、東北地方の古布に
ついてまとめた本があります。
『 みちのくの古布の世界 』
田中忠三郎 編著
河出書房新社
この本の一部を、次に紹介します。
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青森の集落では「村八分」の制裁があった。
「二分」の火事と葬式だけは手伝うが、後は
かまわないという掟である。
その中で一番つらい制裁は、麻畑を荒らされる
ことであったという。
雪国に住む者にとって、衣服は欠かせない
ものであり、その材料の麻が手に入らなくなる
ことは、実に深刻な問題であった。
麻はまた、漁網や釣り糸に加工したり、紐や
縄にもした。
麻は生活の必需品であり、その意味は
大きかった。
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< 11月のわくわく学習会 >
と き 11月14日(土) 14時~15時
ところ 開進学園
テーマ 麻とともに歩んできた道
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
前回の問題 解答
「雷無月」「初霜月」「時雨月」「小春」他。
今日の問題
青森に残る、麻の種まきを人にまかせられない
ことを表す言い伝えは、何でしょう。
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神無月・神有月
今日は、太陰太陽暦で神無月一日です。
神無月の由来を、賀茂馬淵は、「十月は陰月で
雷が鳴らないから」としています。
広くは、「八百万の神々が出雲に集まり、諸国に
神々がいなくなるから」と、考えられています。
出雲では神有月や神在月と呼んでいるので、
「雷説」より「神々説」の方が、有力です。
出雲大社では、神有月(神無月)十一日から
十七日まで、神在祭が行われます。
境内には、神々の宿舎として、十九社が
設けられています。
神々が集まって会議を開く場が、なぜ出雲であって、
他の地でないのでしょう。
理由 第一 朝鮮半島との関係
理由 第二 河川の浸食作用と堆積作用
理由 第三 藻の特産地
理由 第四 国つ神と天つ神の役割分担
以上の四点が、考えられます。
詳しくは、『 学園だより 神無月・神有月 』 を、
お読み下さい。
前回の問題 解答
「聖徳太子」です。
今日の問題
神無月は、他にどのような異称があるでしょう。
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石の寺 教林妨
琵琶湖の東岸に聳えるのは、安土山。
そこからさらに東に続く山中に、ひっそり
たたずむのが、教林妨です。
安土駅から、レンタサイクルに乗って約15分。
「侘び・さびのかくれ里」と喩えられる教林妨に
着きます。
三千坪と言われる境内は、数千本の竹林に
囲まれ、外の世界と隔絶されています。
境内を進むと、圧倒されるほどの石庭が。
大小様々な石が、厚く苔むしています。
周りを取り囲む、色づき始めた木々とは
対照的に、緑が映えています。
石を積み上げ幾年月。
苔や低木に覆われて、山並みそのものです。
それら山中に建つのは、江戸時代初期の
葦葺き書院。
「石の寺」とも言われる所以です。
前回の問題 解答
「麻の実(大麻の実)」です。
今日の問題
教林妨は、だれによって創建されたと
伝えられているでしょうか。
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麻との繋がり
麻は、縄文時代から生活に不可欠で大切な
素材でした。
衣 ー 服・ひも・蚊帳・・・
食 ー 種・油・・・
住 ー 屋根・畳・・・
根 ー 土壌改良
茎 ー 糸・織物
茎の芯 ー 紙・燃料
葉 ー 飼料・肥料
花穂 ー 薬
種 ー 食品
麻(大麻)は、どの部位も活用できる、優れた
植物です。
学習会では、麻との浅からぬ繋がりを、
辿っていきます。
< 11月のわくわく学習会 >
と き 11月14日(土) 14時~15時
ところ 開進学園
テーマ 麻とともに歩んできた道
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
< わくわく学習会 最近のテーマ >
十月 衣服の遷り変わりと日本の歴史
九月 日本のお菓子
七月 上方落語と東京落語
六月 俳句の力
五月 花道と華道
四月 茶の道
三月 日本史と能
二月 能の魅力
一月 白樺派と大正前期
前回の問題 解答
「黒煙の真っ只中に、白い火の柱、猛火が立ち
上がっていた。眼前の磐梯山がぬけたのである。」
今日の問題
七味唐辛子に含まれる、ひときわ大きい粒は、
何の実でしょう。
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