「アマテラス神は、太陽神である」 と、長年思い込んできました。
天の岩戸伝説も、アマテラス神が太陽神であるが故に成立したと、考えていました。
新聞の書評で、「 原始、アマテラスは<月>だった 」 という見出しを目にした時は、すごい衝撃でした。
すぐに読みたい衝動に駆られました。
検索すると、千葉県内の図書館には蔵書無し。
いくつもの書店に注文するも、在庫無し。
出版社に連絡すると、在庫無し。増販の予定も無し。
すっかりあきらめていたところ、出版社から電話。
「倉庫を丹念に調べ直したら、一冊だけ残っていました」
かくて、最後の貴重な一冊が学園に届きました。
皇祖神タカミムスヒは、月神だった。
アマテルは、『万葉集』において月の形容句だった。
スは、尊敬を表す助動詞だった。
アマテラスは、月神、または月神に仕える巫女神だった。
文武朝以降に、アマテラスは月神から太陽神に変化した。
稲作を中心とする農業社会に移行する以前の、長い長い歴史の中で、人々は月に再生を祈り、月に再生を託してきたのでしょう。
前回の問題 解答
存続率は、両生類が100%、哺乳類(有胎盤)が86%、鳥類が25%、恐竜類が0%です。
今日の問題
暦(こよみ)の原義は、日読みでしょうか、月読みでしょうか。
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