かつて、自殺しようとして、一命をとりとめた塾生がいました。
不登校に関して、理解が非常に少なかったころのことです。
「学校に通えないのは、精神の病い」と、見なされました。
その結果、精神病院へ強制的に入院させられました。
何ヶ月も過ぎてから、ようやく本人の訴えが届いて、退院できました。
それでも薬の副作用が強く、うつろな表情は晴れませでした。
「学校への不信」に加え、「病院への不信」や「両親への不信」・・・が、渦巻いていました。
そのような状況の中で、開進学園へ通い始めてから一年ほど過ぎた、ある日のことです。
塾生が、問われもしないのに、突然、一方的に、話し出したのです。
学校内のグループで、リーダーだった。
グループの一員を、それ以外のメンバーに命じていじめさせていた。
病気で、数日間学校を欠席した。
その間に、いじめられていたグループの一員と、命じていじめさせていたグループのメンバーが、結びついた。
それからは、自分が、グループの全員から、毎日徹底的にいじめられ続けた。
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・ < つづく >
前回の問題 解答
次の俳句の◯◯に入る熟語は、「噴水」です。
◯◯の 飛沫の中の 小宇宙 窪田米子
今日の問題
8月22日(1903年)、東京で始めて品川~新橋間で開業したのは、何でしょう。
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
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