千利休と豊臣秀吉 その1

 戦国時代の武将達は、軍事面や行政面にのみ心を砕いていたわけではありません。
 芸術面でもある程度長けていなければ、優れた武将とは認められません。
 そこで数ある芸術の中でも特に重視されたのは、連歌と能と茶の湯です。

 三分野のうち連歌と能は、詠んだり演じるのに、かなりの技量が必要です。
 残る茶の湯は、江戸時代に茶道として流儀が確立する前までは、組みやすい面がありました。

 度重なる戦乱の渦中において、茶の湯は、心身を整えてくれる役目も果たしてくれます。
 戦国時代の武将達は、それぞれに茶の湯を嗜み出し、欠かせない存在になっていきます。
 このような状況を睨んで茶の湯を天下取りに利用しようとしたのが、織田信長です。   < つづく >

茶室 松花堂

 皐月の歴史・水無月の歴史 その七

 いつから「日本」に その八

 

     前回の問題 解答
 大火が相次いだ江戸の町では、防火のために土蔵造りが普及させられました。
  

 
 
     今日の問題  
 連歌において、五七五の発句に対して、七七は何句と呼ばれるでしょう。
         

 

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