英語嫌いだった夏目漱石

 夏目漱石は、作家にあこがれては猛反対され、
建築家を目指すと一蹴されます。
 夢が定まらなくては、学業に身が入りません。
 「少しも勉強せず」、病気も重なり、落第します。
 落第をきっかけとして、、一心不乱に勉学に
励みます。
 問題は、英語でした。
 英語が、「見るのもきらい」だったからです。
 英語を学習せずに済むコースを進みますが、
大学予備門入学には英語が必須と分かり、
英語の猛勉強を開始します。
 
 辞書を使用せず、
 分からない箇所を飛ばしながら、
 とにかく英文の本を多読する。
 ついには、日本で初めての英文科の
第一期生になります。
 さらには、イギリスへの英語留学生に
選ばれます。
 その後、英文学者から国文学者へ、
そして作家として大成します。
 しかし、『明暗』を執筆中、胃潰瘍を悪化させ、
1916年12月9日、帰らぬ人となります。
      享年 四十九
 詳しくは、地域情報紙 『 ぱぴるす 夏目漱石と
新渡戸稲造の学生時代 』 を、お読み下さい。

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 「火薬の原料となる硫黄の確保」です。
     starpink 今日の問題 starpink
 『ぼっちゃん』に出てくる、「シャツ」と「手拭」と
「毛布」は、それぞれ何色でしょう。
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