「一寸」は、旧来の度量衡で「約3.03cm」という長さを表します。
「一寸」は同時に、「わずかな長さ」や「わずかな時間」をも表します。
一寸の光陰軽んずべからずは、「わずかな時間でも、無駄に過ごしてはならない」と、戒めています。
一寸の虫にも五分の魂は、「どんな虫でも、どんな人間でも、軽んじてはいけない」という意味で用いられます。
「五分は、「約1.52cm」という長さや、「約1.875g」という重さに当たります。
そこで、旧来の度量衡をメートル法に換算すれば、「約3.03cmの虫にも、約1.52cmの魂がある」ないし「約3.03cmの虫にも、約1.875gの魂がある」となります。
1822年に、改正度量衡法が改正されました。
旧来の度量衡からメートル法へ統一されて、今年で100年になります。
度(長さ)も、量(体積)も、衡(質量)も、その他の計測単位も、メートル法一色になりました。
それでも旧来の度量衡は、日常生活のそこここで受け継がれています。
『帯刀禁止令』 六月の開進学園だより
『歳歳年年 一年の日数』 5月の開進学園だより
『利休の時代』 4月の開進学園だより
『千葉県の北東端・東南端・南西端・西北端』
11月の開進学園だより
『この照る月は』 10月の開進学園だより
前回の問題 解答
スピッツベルゲン島を主島とし、名前を「寒い海岸」に由来するのは、スヴァールバル諸島です。
今日の問題
現在流通している硬貨のうち、一匁ちょうどの重さ(3.75g)は、何円玉でしょう。
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