武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その3

 捕鯨などの漁業やセイウチなどの狩猟をする段
階では、スピッツベルゲン島の利用は、一時的に
過ぎません。

 それが炭鉱となると、恒久的な利用になり、土
地の所有が絡んできます。
 関係する国々が独自に所有している状況を、調
整する必要に迫られます。

 炭鉱を経営しているのは、イギリスやアメリカ
の資本家です。
 炭鉱で働いているのは、ノルウェーの労働者で
す。

 そこで、ノルウェー政府が、動き始めます。
 「スヴァールバル諸島は、ノルウェーの領土で
ある」と、一方的に宣言する選択肢もあったでし
ょう。
 しかし、ノルウェー政府は、そのような選択を
採りませんでした。     < つづく >

スヴァールバル オーランド 白地図 ABC
    A 北極点
    B スヴァールバル諸島
    c オーランド諸島

 

 武器も基地も無い平和 スヴァールバル
   諸島とオーランド諸島 その2

 武器も基地も無い平和 スヴァールバル
   諸島とオーランド諸島 その1


 〈 レンタカーによる
   タスマニア島南北縦断の旅 〉
       タスマニア紀行 その八

 
 
       前回の問題 解答
 シェーレが発見して「火素」と名付けた気体は、
酸素です。
 

 
        今日の問題 
 スピッツベルゲン島を主島とし、名前を「寒い
海岸」に由来する諸島名は、何でしょう。

 
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