平方根は、「数学の学習内で用いられる存在」や「実生活には無縁の存在」であるかのように見られがちです。
ところが、平方根は実生活にフンダンに存在し、平方根無くしてこの世は存在しえません。
A判用紙も、B判用紙も、0判から各判とも「縦の長さ:横の長さ= 1:√2 」です。
A判用紙も、B判用紙も、「0判の縦の長さ:1判の縦の長さ= 1:1/√2 」 「0判の横の長さ:1判の横の長さ= 1:1/√2 」 と続きます。
これらの関係により、「1判の用紙は0判の用紙の1/2 」、「2判の用紙は1判の用紙の1/2 」 ・・・となります。
コピー機で2倍に拡大印刷する際、「141%」に設定するのは、「√2 」を選択しているのです。
コピー機で1/2に縮小印刷する際、「70%」に設定するのは、「1/√2 」を選択しているのです。
長方形を書いて下さい。
縦と横の二本は整数値で描けたとしても、対角線の大半は平方根で表わされる数字です。
正方形を書いて下さい。
二辺は整数値で描けたとしても、対角線はすべて平方根で表わされる数字です。
整数の平方根にしても、小数の平方根にしても、根号がはずせて整数や小数になるわずかな例外を除き、圧倒的多数は根号をはずせば非循環無限小数となります。
前回の問題 解答
青森県の太平洋岸で最南端の「階上」町は、「はしかみ」町です。
今日の問題
1.0~3.9と、小数第一位までの小数の平方根30個中、根号を外すと非循環無限小数になる割合は、何%でしょう。
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