< ネズミの異名 > 嫁が君 その13

 人類は、幾多の災難に際して、ネズミに助
けられてきたと、推測されます。
 ネズミに限らず、魚にしろ、鳥にしろ、動
物には、人智の及ばぬ予知能力が備わってい
ます。
 中でも、人家に同居するネズミの予知能力
には、大変お世話になってきたはずです。

 そうであるなら、良い語感とは思えない
「ネズミ」という呼称は、失礼になります。
 せめて特別な正月ぐらい、「ネズミ」という
呼称を改めようとしたのでしょう。

 日本各地に、ネズミの様々な異名が存在し
ます。
   嫁ご
   嫁ごぜ
   嫁じょ
   お福
   上の人
   夜の君
   ・・・

 それらの内、「嫁が君」は、新年(正月)の季
語とされて現代に至っています。
  三宝に 登りて追われ 嫁が君 高浜虚子
               < 完 >

 

< ネズミのことわざ >  嫁が君 その12

< ネズミの門歯 >    嫁が君 その11

< かじるネズミ >    嫁が君 その10

< 進化するネズミ >   嫁が君 その9

< 小型化したネズミ >  嫁が君 その8

< ネズミの害 >     嫁が君 その7

< 一年間に77kg >    嫁が君 その6

< 一回で23匹を出産 >  嫁が君 その5

< ネズミ算 >      嫁が君 その4

< 「根棲み」と「ネ住み」 > 嫁が君 その3

< 「ヌスミ」と「ネズミ」 > 嫁が君 その2

< 折り紙ネズミ >    嫁が君 その1 

ネズミ 折り紙
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 メンデルが、紫色の花と白色の花の比など
を調べて、遺伝の法則を明らかにするために
用いた植物は、エンドウです。

 

      今日の問題 
 松尾芭蕉の次の俳句の「 」に入る語句は、
何でしょう。
  餅花や かざしにさせる 「 」

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です