ネズミの門歯は、上下に一対ずつあります。
門歯の外側は堅いエナメル質で覆われ、内
側は軟らかい象牙質になっています。
物をかじると、象牙質の部分は、磨り減り
ます。
すると、エナメル質の部分が、鑿のように
尖ってきます。
門歯は、かじればかじるほど鋭く尖り、さ
らに堅い物をかじれるようになります。
門歯は、一生の間伸び続けます。
伸びる速さは、一年当たり1mにもなります。
人類は、爪が伸びれば、爪を切ります。
爪を伸ばしっ放しにすると、危険です。
ネズミも、門歯を伸ばしっ放しにすると、
物を噛めなくなります。
そうならないように、堅い物を絶えずかじ
って、門歯を調整しなければなりません。
ネズミに、軟らかい物ばかり与え、堅い物
をかじらせないと、開いた口が塞がらなくな
ってしまうでしょう。 < つづく >
< かじるネズミ > 嫁が君 その10
< 進化するネズミ > 嫁が君 その9
< 小型化したネズミ > 嫁が君 その8
< ネズミの害 > 嫁が君 その7
< 一年間に77kg > 嫁が君 その6
< 一回で23匹を出産 > 嫁が君 その5
< ネズミ算 > 嫁が君 その4
前回の問題 解答
タスマニア先住民は、他のサフル先住民と
隔絶した後、次のような独自の歩みを続けま
した。
第一に、全裸の生活を続けます。
第二に、住居を建てません。
第三に、武器を持ちません。
第四に、文字を使いません。
今日の問題
ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの三
種は、合わせて何と呼ばれているでしょう。
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