旅が好きで、世界各地を巡ったOさん。
中でもポーランドの印象は強烈だった
ようです。
とりわけアウシュビッツの収容所跡は。
帰国した後、大病を押して、ポーランド
から見た第一次世界大戦から第二次世界
大戦の動向を論文にまとめられました。
ヤヌシュ=コルチャックを軸にしな
がら。
コルチャックは、「孤児たちの家」
(ユダヤ人のこども)と「僕たちの家」
(ポーランド人のこども)の交流を
通して、こども達の相互理解を深める
ことを願っていた。
言葉も、宗教も、人種も、民族も、
さらには国籍さえ異なっていたと
しても、こどもの世界に国境が
あってはならないのだと考えていた。
二つの「家」は、一つの大きな
家庭のように、お互いに相手の「家」
に泊まって友情を育て、その輪を
広げていった。
コルチャックは、このようにして、
こども達への教育を通して、戦争の
ない平和な世界をつくりだそうと
していたのである。
クレマチスの大きな鉢植えを
届けてくださってまもなく、
Oさんは帰らぬ人となりました。
世界各地でクレマチスを咲かせ、
「旅人の喜び」を演出している
のでしょうか。
前回の問題 解答
「神々さえ宇宙誕生の後に生まれた
のだから、誰も宇宙がどこからやって
きたのかを語ることはできない。」
今日の問題
クレマチスの花言葉は何でしょう。
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