月が地球に向かって落下し続けているのは事実です
が、地球から離れ続けているのも事実です。
月が誕生したばかりの46億年前ごろ、地球との距離
は約100000kmしかありませんでした。
それが現在では、約384400kmと、4倍ほども遠ざか
ってしまいました。
月は、今なお一年間に約3.8cmずつ、離れ続けてい
ます。
月は、地球の自転にも密接に関係しています。
月が現在よりも格段に地球に近かった約5億年前ご
ろ、地球の一日は約21時間で、一年間は約410日だっ
たことが、化石の調査から判明しています。
もし月の引力が地球に及ばなくなれば、地球の自転
軸は50度ほどもふらつくと、推定されています。
<つづく>
前回の問題 解答
『万葉集』に出てくる「初月」は、「みかづき」と読ま
れます。
今日の問題
「三五の夕べ」とは、何日目(太陰太陽暦)の月でしょ
う。
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