酸素は、生命を支えると同時に、死をもたらします。
人類に限らず、生物は皆、この酸素とうまくつきあえる備えを構築するために、長い長い準備期間が必要でした。
地球が誕生してから長時間に渡って酸素が無かったからこそ、植物も、動物も、人類も、出現できました。
「酸素が無い」と言っても、それは気体としての酸素であり、分子としての酸素です。
水にしろ、二酸化炭素にしろ、その中に原子としての酸素は含まれています。
「酸素が無い」とは、「酸素がゼロ」とは違います。
だからこそ、「酸素が無い地球」から「酸素が有る地球」へ、転換できたのです。
< 完 >
画像の出典 『ザ・スペースエイジ 4』
NHK取材班 日本放送出版協会
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1917年12月6日にロシアから独立を宣言した国は、フィンランドです。
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地殻中の49.5%を占める元素は、何でしょう。
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