開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
雪景色に因んだ短歌を、三首紹介します。
雪の朝身にしむ風は寒けれど
子等を思ひていさみたちいづ
白雪の峰は美し陽に映えて
稜角のかげ濃し朝の山々
まどろみつそことしもなく幼な子の
雪によろこぶ聲一しきり
写真は、会津の雪林です。
前回の問題 解答
2月6日は、「ブログの日」です。
今日の問題
2月23日は、睦月二十七日。
雪の降る1219年のこの日、次の歌など
を残して暗殺されたのは、誰でしょう。
炎のみ虚空に満てる阿鼻地獄
ゆくへもなしといふもはかなし
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