カテゴリー別アーカイブ: 大地の恵み

紅葉の中で

 庭に植えたドウダンツツジは、春先、満点
の星のごとく、無数の白く小さな花を纏って
いました。

 秋が深まるにつれ、葉という葉は、紅く色
づきました。
 せっかくの紅葉に、枯れ葉が懸かっていま
す。
 そこで枯れ葉を払おうとすると・・・。

紅葉 カマキリ
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 枯れ葉の隣に佇んでいたのは、カマキリで
した。
 体は、緑色でなく、枯れ葉に似た褐色です。

 紅葉には、赤色系統・黄色系統・褐色系統
など幾種類もあります。
 植物の紅葉(褐葉)に倣って、カマキリも体
色を変えたのでしょうか。

 ドウダンツツジに懸かった枯れ葉を払い続
けても、カマキリは身動き一つしません。
 あくまでもドウダンツツジと一体化してい
ます。
 紅葉の中で残された余生を全うしようと、
意を決したのでしょう。

紅葉 カマキリ 拡大
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 千葉市の、最高降水量は九月の約200mm、
最低降水量は十二月の約52mmで、差は148
mmです。
 ハーフムーン・ベイ(オーバン)の、十月の
最高降水量約134mmと、八月の最低降水量
約106mmの差は、28mmです。

  
      今日の問題 
 満天星(満天星躑躅)は、何と読むのでしょ
う。
   

 
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〈 パンドラの箱 〉落ち葉の季節 その7

 4億年前ごろに海中から陸上へ進出した藻
類は、シダ植物へも進化し、巨大化します。
 10mを優に越えるシダなどの草木は、朽ち
ては地中に堆積し続けます。
 その後、長い長い眠りを経て、石炭として、
人類に対面します。
 地中に埋まった黒いダイヤは、エネルギー
の塊であり、炭素の塊です。

 陸上植物が光合成によって吸収する大気中
の二酸化炭素は、一年間で500億トンぐらい
になります。
 植物は、数億年間に渡り、大気中の二酸化
炭素を吸収し、地中深く閉じ込めてくれまし
た。
 おかげで、大気中の酸素はわずか2%から
10数%へ、飛躍的に増加しました。
 その結果、爬虫類も、哺乳類も、生活でき
るようになりました。

 いまだ地中に眠る石炭や石油の炭素量は、
数十兆トンと推計されます。
 この膨大な炭素量が大気中へ吐き出された
なら、気温の上昇や海面の上昇などだけでは、
済みません。
 動物は、呼吸できなくなり、死に絶えます。

 人類は、パンドラの箱を開けてしまいまし
た。
 しかし、まだ「希望」は残っています。
               <つづく>

 〈 森林の中の街 〉 落ち葉の季節 その6

 〈 砂に埋もれたスフィンクス 〉
          落ち葉の季節 その5


 〈 水分を保全する落ち葉 〉
           落ち葉の季節 その4


 〈 白砂青松 〉   落ち葉の季節 その3

 〈 砂浜と干潟 〉  落ち葉の季節 その2

 〈 土の無い地球 〉 落ち葉の季節 その1

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 跨海人道専用橋・中の島大橋の全長は、
236mです。

  
      今日の問題 
 高さ40mほどにもなるシダ植物が大森林を
形成していた、3億5920万年前から2億9900万
年前までの地質時代は、何紀と呼ばれるでし
ょう。
   A カンブリア紀
   B オルビス紀
   C シルル紀
   D デボン紀
   E 石炭紀
   F ベルム紀
   

 
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〈 森林の中の街 〉落ち葉の季節 その6

 現代の住宅で、冷房があるのは当たり前
です。
 冷房が無い住宅は、珍しくなりました。
 冷房抜きで生活できないほど、地球は暑く
なったのでしょうか。

 数十年前の夏も、今ほどではないものの、
かなりの暑さでした。
 炎天下は、今も昔も、変わらぬ暑さでした。
 ただ、数十年前は、木陰がたくさんありま
した。

 縄文杉に会うために、屋久島の山中を登っ
た時のことです。
 上りと下りの合わせて約10時間、ほとんど
直射日光に曝されませんでした。
 数百年を超えて生き続けるスギなどの木立
が、直射日光を遮ってくれたからです。
 もし木陰の無い山道が多かったら、真夏の
炎天下を歩くことはできなかったでしょう。

 樹高10mほどの木立に囲まれるように、ビ
ルやマンションも含め、住宅の高さを低く制
限すれば、冷房への依存度を減らせれるでし
ょうに。          <つづく>

 〈 砂に埋もれたスフィンクス 〉
         落ち葉の季節 その5


 〈 水分を保全する落ち葉 〉
          落ち葉の季節 その4


 〈 白砂青松 〉  落ち葉の季節 その3

 〈 砂浜と干潟 〉 落ち葉の季節 その2

 〈 土の無い地球 〉落ち葉の季節 その1

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 次の短歌(万葉集 第2103首)の、○には馬
が、△には萩が入ります。
   秋風は涼しくなりぬ○並めて
    いざ野に行かな△の花見に

  
      今日の問題 
 環境省が、日向と木陰の温度を、調査して
います。
 日向で、気温が約30℃の時、歩道の温度は
約50℃で、+20℃でした。
 木陰で、気温が約30℃の時、歩道の温度は
何℃で、差は何℃だったでしょう。 
   

 
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芸術家のカキ(柿)

 芸術の秋・スポーツの秋・・・といろいろ
言われますが、どうしても味覚の秋となって
しまいます。
 味覚の秋を代表するのは、新米・果物・キ
ノコ・・・と、これまたたくさん挙げられます。
 中でも、庭に成るカキは、秋の風情を醸し
出してくれます。
 ただし、木に成っている姿に限ります。 

カキ 条紋 1
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 カキの実を木から柿をもぐと、表皮が黒ず
んでいます。
 店頭に並んである柿の実と比べると、見劣
りするように感じてきました。
 もいだカキは、さっさと皮を剥いて、食べ
ていました。

 今秋、たまたまカキの実をじっくり凝視す
る機会がありました。
 そこで初めて、カキの実の絵画性に気付き
ました。

カキ 条紋 2
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カキの実に付いていたのは、一個一個表情
を異にする絵画でした。
 橙地に黒一色で描かれた線画でした。
 こんなにも素敵な絵を、カキは体内から絞
り出していたのです。

カキ 条紋 3
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 黒色の線画は、条紋と呼ばれます。
 条紋が浮かび上がっているのは、糖度が高
く、おいしい印だそうです。

 見かけで判断してきた今までを、恥じるば
かりです。
 カキは、秋を代表する芸術家でした。

カキ 条紋 4
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 ギザにある大スフィンクスの全高は、約20
mです。

  
      今日の問題 
 カキ(柿)の生産で世界第四位(2018年)の国
は、どこでしょう。
   

 
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〈 砂に埋もれたスフィンクス 〉落ち葉の季節 その5

 古代文明の象徴的存在であるエジプトのピ
ラミッドは、砂漠の中に聳えています。
 ただし、もともと砂漠だった地に、建造し
たわけではありません。
 緑なす沃野に、建造したはずです。

 数多くの巨石を、運搬し、持ち上げ、積み
上げるために、膨大な数の用材が要ります。
 のべ数百万もの建設従事者のために、膨大
な量の燃料材も要ります。
 周辺一帯の森林は消滅し、畑も含め砂地と
化します。

 人類が誕生する前の地球は、陸地の約45%
が森林でした。
 現在では陸地の約25%と、森林は激減しま
した。

 毎年毎年世界全体で、本州の面積の半分に
相当する森林が失われています。
 このペースで、一分間当り約20haずつ減少
していけば、森林は極めて稀な景観となりか
ねません。

 ナポレオンがエジプトへ遠征した時(1798
年)、スフィンクスは首から下が砂に埋もれ
ていました。
 東京タワーやスカイツリーなども、やがて
は砂の中に埋もれてしまうのでしょうか。
              <つづく>

 〈 水分を保全する落ち葉 〉
          落ち葉の季節 その4


 〈 白砂青松 〉  落ち葉の季節 その3

 〈 砂浜と干潟 〉 落ち葉の季節 その2

 〈 土の無い地球 〉落ち葉の季節 その1

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 『證城寺の狸囃子』の歌詞にある「花盛り」
は、ハギの花です。

  
      今日の問題 
 ギザにある大スフィンクスの全高は、何m
でしょう。
   

 
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〈 水分を保全する落ち葉 〉落ち葉の季節 その4

 日本を含め、世界各地で乾燥化が進んでい
ます。
 雨が降らなくなったからでしょうか。

 局地的に降水量が減少した地域はあるでし
ょうが、地球全体で降水量が減少していると
の報告は聞いていません。
 降った雨が土の中に染み込むより前に蒸発
する量が、増加しているのでしょう。

 植物の葉からは、水が蒸散されます。
 たとえば、1haのライムギ畑から、一シー
ズンあたり数百トンの水が蒸散されるそうで
す。
 この水量を確保するため、ライムギは、葉
の合計面積の150倍もの広い大地に根を張り
巡らし、水を吸収しています。

 樹木の蒸散活動は、さらに大規模です。
 樹木の葉は、霧をとらえ、水滴として地上
に落とします。
 樹雨と呼ばれる、森林特有な降水だけで、
大台ヶ原では八ヶ月間で443mmの降水量にな
るそうです。

 雨と蒸散と樹雨がもたらした水分は、落ち
葉によって幾重にも蒸発から保全され、土に
湿り気を保ち続けることができます。
              <つづく>

 〈 白砂青松 〉  落ち葉の季節 その3

 〈 砂浜と干潟 〉 落ち葉の季節 その2

 〈 土の無い地球 〉落ち葉の季節 その1

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 小原田泰久さんは、実験を反省して、カー
ネーションBにピンクちゃんと名付けました。

  
      今日の問題 
 大台ヶ原は、何県と何県にまたがっている
でしょう。
   

 
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〈 白砂青松 〉落ち葉の季節 その3

 砂浜に、松林が続いています。
 碧い海、青い空、白い砂、緑の松。
 
 白砂青松は、日本を代表する風景です。
 ただし、日本列島に人々が住みだしたころ
からではありません。

 『万葉集』に松は登場しますが、それ以前
の日本に、松は非常に少なかったか無かった
かのどちらかです。
 松が日本の代表的な樹種の一つに数えられ
るのは、ここ千数百年のことです。

 松は、砂浜に育つことから分かるように、
乾燥した土壌でも育ちます。
 万葉の時代より前の日本は、温暖湿潤で、
湿り気を嫌う松には、住み辛かったようです。 
               <つづく>

 〈 砂浜と干潟 〉 落ち葉の季節 その2

 〈 土の無い地球 〉落ち葉の季節 その1

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 ススキは「薄」や「芒」、ホトトギスは「杜鵑
草」です。

  
      今日の問題 
 『小倉百人一首 第十六首』の「まつ」は、
何と何を掛けているでしょう。
  たち別れいなばの山の峰に生ふる
   「まつ」とし聞かば今帰り来む
   

 
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