東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その12

 北アメリカ中央平原の北端・エドモントン付近から、南アメリカの南端・フエゴ島までは、直線距離で約12000kmあります。
 モンゴロイドは、この長大な範囲を、1000年~2000年間もの短期間で、居住地にしました。

 そこには、亜寒帯気候もあれば、温帯気候もあります。
 乾燥帯気候もあれば、熱帯気候もあります。
 砂漠地帯もあれば、標高4000mを超える高山地帯(富士山の山頂以上)もあります。
 以前から居住していた寒帯気候も含めれば、モンゴロイドは、地球上のあらゆる気候風土に、瞬く間に適応していきました。

 アラスカに止まっていたモンゴロイドは、一部が少しずつ氷雪の中を東進し続けます。
 ついには、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)へ到達します。
 南アメリカの南端・フエゴ島への到達に遅れること約5000年、今から約4500年前です。<つづく>

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その11

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      前回の問題 解答
 胸腔と腹腔の間にあり、意識的に動かしたり止められる器官は、横隔膜です。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、降水日(1mm以上の降水があった日)が一番多い8月で、降水日は平均して何日でしょう。
  A  6.0日
  B  8.0日
  C  10.0日
  D  12.0日
       

 

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