〈 聴こえてくる調べ 〉 6月の開進学園だより

 今から250年前の1770年、ベートーヴェン
は、ドイツ西部の都市・ボンに生まれました。

 祖父も父親も宮廷楽師で、幼い時から様々
な楽器の奏法を習得させられます。
 7歳で、公開演奏会に出演。
 12歳で、オペラのチェンバロ奏者に。
 12歳で、ピアノ変奏曲を作曲。
 14歳で、正式な宮廷楽師に。

 17歳になると、逆風が襲います。
 母親と妹が、相次ぎ他界。
 酒に溺れる父親に代わり、家族を養わなけ
ればならない立場に。

 しだいに演奏家と作曲家として収入が増え、
経済的には恵まれた生活を送ります。
 しかし、身体的には大変な状況に陥ってい
ました。

 ベートーヴェンが書き残した手紙を基に、
その後の葛藤を追います。

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     前回の問題 解答
 徳富蘆花が詠んだ次の歌の( )に入る語句
は、佐多です。
   黒潮の誘ふ南風に我衣 
    吹かせて立つや( )の大岬 

 
      今日の問題 
 幾人もの医者を訪ね、各種の治療法を試み
ても、耳が悪くなる一方だったベートーヴェ
ンにとって、効果的だった療法は何でしょう。

 
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