表面的には茶室を同じように用いながらも、二つの大潮流が、静かながら、鋭く、対峙します。
一方は、茶室を、戦国の世に役立てようとします。
もう一方は、茶室を、戦国の世に替わる、新しい世を切り拓く突破口とします。
ほどなく、茶室を通して戦国の世を終わらせようとする願いは、潰えます。
秀吉は、日本の統一を成し遂げた先に、海外への侵略を展望していました。
そのような野望に反する動きを、いつまでも放置しておけなかったのでしょう。
利休は、次の「辞世」を残して消え入ります。
提ぐる 我が得具足の 一つ太刀
此の時ぞ 天に抛つ
ただし、これは命を絶ったことを意味するものではありません。
あくまでも、表舞台を去ったに過ぎませんでした。 < 完 >

前回の問題 解答![]()
三津口湾の最寄り駅である呉線・安浦駅の西隣に当たる安登駅前にある「広島県道204号線・安登停車場線」は、総延長において日本一短い県道です。
その総延長は、10.5mです。
今日の問題![]()
利休が切腹したことを証明する一次資料は、存在するのでしょうか。
