本州の海岸線一周の旅は、富山県を後にして、石川県に入ります。
行政的には石川県ですが、地形的には能登半島です。
能登半島の東海岸を進めば、西側に大きく窪んできます。
七尾南湾・七尾西湾・七尾北湾と、続きます。
大口瀬戸を過ぎると、富山湾沿いに進むことになります。
国道249号線から県道35号線に入ってしばらく行くと、広大な富山湾とは対照的な小さな湾が連続してきます。
「百」には届かないものの、数え切れない程ということで「九十九」と名付けられた「九十九湾」です。
海中には踏み石も設置されています。
踏み石を渡っていると、海面を歩いているかのような錯覚に陥ります。
海とは言え波が無く、水面はあくまでも穏やかです。
ただし、岩壁には大きな穴が開いていました。
普段は波静かな九十九湾でも、波の浸食は続いてきたはずです。
時には想像を絶する大波が打ち寄せたことがあったでしょう。
2024年1月1日に発生した能登半島地震・津波のように。
〈 新潟県最西端・富山県との境界 〉本州の海岸線一周 その56
〈 大河津分水 〉本州の海岸線一周 その51
〈 弥彦山 〉本州の海岸線一周 その50
前回の問題 解答
「西海子小路」は、「さいかちこうじ」です。
今日の問題
能登半島の「九十九湾」と、長崎県の「九十九島」は、それぞれ何と読むでしょう。
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