インカ道

 都クスコを中心として、南北5000kmに渡る版図を広げたインカ帝国。
 広大な帝国支配の根幹をなしたのは、インカ道。
 
 標高5000m級のアンデス山脈から、標高0mの太平洋沿岸まで。
 二本の幹線道路を中心として、大小様々な道。
 その総延長は、40000km(地球一周)に及ぶと言われています。
 インカ道は、人や物資の輸送路ばかりではありません。
 情報伝達のルートでもありました。
 インカ道があればこそ、帝国の支配が可能でした。
 数百年の時を超えて、当時も、今も、手入れが行き届いています。
 石畳の道が、しっかり管理されています。
 皮肉なものです。
 インカ道を最終的に活用したのが、スペイン侵略部隊だったとは。
 インカ帝国は、インカ道によって滅ぼされます。

  
    starblue 前回の問題 解答 starblue
 インドの輸出額第二位は、ダイヤモンドです。
    starpink 今日の問題 starpink
 クスコからキトまで直線距離にして1500kmを、当時の飛脚は何日間で情報を伝達したでしょうか。
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