茶室は戦国の世を その19

 広間に限らず、座敷の周りには、廊下か縁側か濡れ縁があります。
 露地から座敷へ、直接足を踏み入れる構造には、なっていません。
 露地から茶室へ直接出入りする躙り口は、和風建築において特別な存在です。

 座敷へ入る際、大半は一旦坐ります。
 立ったままの場合、上体を屈めてから入ります。
 位が高ければ、坐らずに、上体を屈めずに、入るでしょう。
 襖や障子などの高さに身長が収まるならば、上体を屈めずに入ることが、身分に関わりなく、物理的には可能です。
 上体を屈めなければ露地から茶室へ出入りできない躙り口は、和風建築において特別な構造です。 < つづく >

 茶室 松花堂

 茶室は戦国の世を その18

 茶室は戦国の世を その17

 茶室は戦国の世を その16

 茶室は戦国の世を その15

 茶室は戦国の世を その14

 茶室は戦国の世を その13

 茶室は戦国の世を その12

 茶室は戦国の世を その11

 千利休と豊臣秀吉 その15

 

     前回の問題 解答
 「三階草」の花言葉は、「調和」「輝く心」「小さな幸せ」などです。
           

 
 
     今日の問題  
 俗世の階級差や身分差の解消を目指す茶室の構造は、何口でしょう。
     

    

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