1867年11月14日、イプセンは戯曲
『ペール・ギュント』を出版しました。
若きペールが、故郷のフィヨルドに
ついて語ります。
雪と氷河と山崩れの頂上から
真直ぐ下をのぞき込みゃ
1600フィートの崖を越して
ずっと下の両側に
眠ったような湖水が見えらぁ
黒々と水をたたえて。
ペールは、世界各地を渡り歩き、
成功を収めます。
全地球のギュントでなくちゃならん
サー・ギュントだ
頭の先から爪先まで
ペールは、錦を飾ろうとノルウェーへ
戻ってきます。
狭い溝のように谷間が暗くなっている、
あの辺り、
あの下だ、
開いたフィヨルドに囲まれて、
あんなところにも人間が住んでいるんだ。
しかし、船は難破。ペールは全財産を失い、
ほうほうの体で故郷にたどり着きます。そこに
待っていたソールヴェイが、声高く歌います。
籠を揺りましょ、あやしましょ、
眠ってそして夢をお見、
坊や、
いとしいわたしの子!
前回の問題 解答
落花生の渋皮には、貧血を改善する
効能があります
今日の問題
戯曲『ペール・ギュント』で、
ペールの第一声は何でしょう。
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