平民新聞 創刊

 1890年代からの軽工業を中心とする
第一次産業革命と、1910年代からの
重工業を中心とする第二次産業革命に
よって、急速に経済が拡大する日本。
 日清戦争で得た巨額の賠償金のうち、
実に85%を軍備の増強に当てた日本。
 次に餌食としたい中国東北部=満州を
巡って、ロシアと対立が激化します。

 日露間が戦争状況に向かいつつある中、
非戦論を展開するべく『平民新聞』が
1903年11月15日に創刊されます。
 創刊号に掲載された『宣言』の骨子は
次の三点です。

 人類の自由を完からしめんが為めに、
平民主義を奉侍す。

 人類をして平等の福利を享けしめんが
為めに、社会主義を主張す。

 人類をして博愛の道を尽くさしめんが
為めに、平和主義を唱道す。 

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      前回の問題 解答
 戯曲『ペール・ギュント』で、ペールの
第一声は「いや、嘘なもんか」です。

 

 

        今日の問題 
 『戦争と道徳』(平民新聞 1904 01 24 )
の書き出しは、何でしょう。

 

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