10月10日は、マグロの日です。
日本鰹鮪漁業協同組合連合会(現・日本かつお・まぐろ漁業協同組合)が、1986年に制定しました。
山部赤人がまぐろ漁を讃える次の歌を詠んだ日に、因んでいます。
藤井の浦に 鮪釣ると 海人船騒き
塩焼くと 人ぞさはにある 浦をよみ
うべも釣りはす 浜をよみ
うべも塩焼く あり通り
見さくもしるし 清き白浜
マグロは、一生の期間、一時も休まずに高速で泳ぎ続けます。
マグロにとっての睡眠は、泳ぐ速度を落とすだけに過ぎません。
マグロは、広大な海域を泳ぎ回るために、大量のエサを食べなくてはなりません。
大量のエサを手に入れるためには、速度を上げて泳がなくてはなりません。
泳ぐだけで充分なエサを確保できなければ、海面上に飛び上がってから海中へ落下してエサを得る場合もあります。
マグロは、一見すると王者の風格を有していますが、働きずくめなのです。
以前に訪れた伊勢のホテルで、マグロの解体ショーが行われていました。
切な過ぎるマグロの最期でした。
前回の問題 解答
ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、降水日(1mm以上の降水があった日)が一番多い8月で、降水日は平均して10.0日です。
今日の問題
中世まで「卑賤な魚」とされていたのに、現代では「最高級の魚」とされている魚は、何でしょう。
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