芸術家のカキ(柿)

 芸術の秋・スポーツの秋・・・といろいろ
言われますが、どうしても味覚の秋となって
しまいます。
 味覚の秋を代表するのは、新米・果物・キ
ノコ・・・と、これまたたくさん挙げられます。
 中でも、庭に成るカキは、秋の風情を醸し
出してくれます。
 ただし、木に成っている姿に限ります。 

カキ 条紋 1
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 カキの実を木から柿をもぐと、表皮が黒ず
んでいます。
 店頭に並んである柿の実と比べると、見劣
りするように感じてきました。
 もいだカキは、さっさと皮を剥いて、食べ
ていました。

 今秋、たまたまカキの実をじっくり凝視す
る機会がありました。
 そこで初めて、カキの実の絵画性に気付き
ました。

カキ 条紋 2
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カキの実に付いていたのは、一個一個表情
を異にする絵画でした。
 橙地に黒一色で描かれた線画でした。
 こんなにも素敵な絵を、カキは体内から絞
り出していたのです。

カキ 条紋 3
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 黒色の線画は、条紋と呼ばれます。
 条紋が浮かび上がっているのは、糖度が高
く、おいしい印だそうです。

 見かけで判断してきた今までを、恥じるば
かりです。
 カキは、秋を代表する芸術家でした。

カキ 条紋 4
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 ギザにある大スフィンクスの全高は、約20
mです。

  
      今日の問題 
 カキ(柿)の生産で世界第四位(2018年)の国
は、どこでしょう。
   

 
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