『九州・南端部』 11月の開進学園だより

 現在の九州・南端部は、東の大隅半島・西の
薩摩半島・間の鹿児島湾から成ります。
 ただし数十万年前まで、大隅半島と薩摩半
島は一体でした。
 その後、大隅薩摩合体半島の中央部に、亀
裂が入り、亀裂が拡大して溝状になり、海水
が流入して、鹿児島湾が形成されます。

 鹿児島地溝とも言うべき鹿児島湾の海底で
は、活発な火山活動が繰り返されます。
 10万年前ごろには、鹿児島湾口部で、阿多
カルデラの巨大噴火が起きます。
 3万年前ごろには、鹿児島湾奥部で、姶良
カルデラの巨大噴火が起きます。

 これらのカルデラ噴火は、西側の薩摩半島
より、東側の大隅半島に、多大な影響を与え
ます。
 その影響は、現代においても、両半島に大
きな差異を生じさせています。
 薩摩半島は、大隅半島と比べ、人口は3.5倍、
人口密度は4.1倍、鉄道駅数は7.4倍です。

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     前回の問題 解答
 カキ(柿)の生産で世界第四位(2018年)の国
は、日本です。

  
      今日の問題 
 島としての九州最南端は、何岬でしょう。
   

 
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